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サントリーの白州蒸溜所と共同開発!「ウイスキーペーパー」が誕生しました!
この度、当社の開発協力先である株式会社kitafukuさんが、サントリー白州蒸溜所で工場見学のご案内やショップ運営を担うサントリーパブリシティサービス株式会社(SPS)様と共同で、新しいアップサイクル紙素材「ウイスキーペーパー」を開発されました。
実はこのプロジェクト、クラフトビールの製造過程で出る「モルト粕」を使った「クラフトビールペーパー」を開発してきたkitafukuさんのノウハウと、白州蒸溜所で出るウイスキーの「モルト粕」を活用したいというSPS様の想いが一つになって実現しました。

ウイスキー製造の副産物が「紙」に生まれ変わるまで
開発のきっかけは、SPS様が白州蒸溜所のショッパー(紙袋)の素材として、ウイスキーの副産物に着目されたことでした。
そこで、クラフトビールペーパーで培ったkitafukuさんの技術が活かされることに。そして、アップサイクル紙の研究開発を得意とする私たちペーパルも開発に協力させていただき、構想から1年半以上の歳月をかけて、ついに「ウイスキーペーパー」が完成しました。
白州蒸溜所のショップで実際に使用することを想定し、耐久性や印刷適性を考慮して作られています。ウイスキー由来のモルト粕が配合された、自然で温かみのある風合いが魅力的な紙素材です。

地域や企業の課題解決に貢献する「ウイスキーペーパー」
「ウイスキーペーパー」は、資源を有効活用する、まさにサステナブルな取り組みです。
kitafukuさんは「地域の課題を二人三脚で解決する」という理念のもと、これからもビールやウイスキーに限らず、さまざまな企業活動から生まれる未活用素材をアップサイクルし、持続可能な社会づくりに貢献していくようです。

今回の「ウイスキーペーパー」の開発を通じて、改めてアップサイクル紙の可能性を実感しました。これからも、さまざまな企業と手を取り合って、魅力ある紙素材づくりをサポートしていきたいと思います。
ウイスキーペーパーについて、もっと詳しく知りたい方はぜひお気軽にお問い合わせください!
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