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【プレスリリース】子どもたちが育てたトウモロコシでパッケージをSDGsを学ぶ ― 帝塚山小学校×株式会社ペーパルが実践する探究型キャリア教育
― トウモロコシの端材から生まれた「サステナブルパッケージ」 ―
株式会社ペーパル(本社:奈良県奈良市、代表取締役社長:矢田武博)は、帝塚山小学校(奈良県奈良市)と共同で「帝塚山ポップコーンプロジェクト」を実施しました。
本プロジェクトは、児童が自ら育てたトウモロコシを用いてポップコーンを製造・販売する過程を通し、SDGs・環境教育・キャリア教育を融合した新たな学びを創出する取り組みです。2025年10月にペーパルがトウモロコシの端材から生まれた「サステナブルパッケージ」を開発し、ポップコーンの商品は、11月1日に帝塚山小学校学内イベントでの販売を予定しております。

■ プロジェクトの概要
帝塚山小学校では約40年にわたり、5年生が学校農園で野菜を栽培・販売する「八百屋体験」を実施してきました。
今年度はその伝統的な活動を発展させ、地元企業と連携し、児童主体の「ポップコーン製造・販売」プロジェクトとしてリニューアルしました。

児童たちは春にトウモロコシを種から育て、夏に収穫。その後、ポップコーンへのパッケージデザイン、販売までを自ら企画・実行しました。
販売イベントでは、児童自らが店舗運営を担当し、来場した保護者や子供たちに対して自分たちの手で作り上げた商品を販売します。
■ “廃棄物を資源に変える”サステナブルな紙パッケージ
パッケージ素材には、トウモロコシの収穫時に出る皮や葉などの端材を再利用。
株式会社ペーパルが持つアップサイクル技術を活かし、これらの廃棄素材を紙に再生して制作しました。
この紙には、ペーパルが推進する「廃棄物ゼロ・循環型社会」への理念が込められており、児童たちは素材づくりのプロセスを学びながら、環境問題や資源循環の大切さを実感しました。

また、パッケージデザインは、帝塚山大学のデザイン専門教員の指導を受け、児童自身が考案したオリジナルデザインを採用。手描きのイラストやキャッチコピーが並ぶ個性豊かなパッケージが完成しました。

■ SDGs・キャリア教育の実践モデルとして
このプロジェクトは、単なる「ものづくり体験」ではなく、
- SDGs教育(12:つくる責任つかう責任 持続可能な社会づくりへの意識)
- キャリア教育(自ら考え、企画し、販売する経験)
- 探究学習(自ら課題を見つけ解決に向けて協働する)
子どもたちは、製品化・販売という「社会に繋がる体験」を通じて、働くことの意義、環境への責任、チームで協働する力を身につけました。
■ 今後の展望
本プロジェクトで使用した端材由来の紙は、帝塚山小学校オリジナル「帝塚山ノート」の表紙にも展開予定です。
ペーパルは今後も、子どもたちが“循環”と“デザイン”を学ぶプログラムを継続して支援してまいります。
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