CO₂資源化技術で「理想の書き心地」実現―次世代紙素材「カーボライト」

「カーボライト」は、CO₂を鉱物として固定化する最先端テクノロジーと、日本の老舗企業が持つ製紙ノウハウを融合させた、全く新しい紙です。
“書く”という日常の行為を通じて、脱炭素社会に貢献しながら、万年筆やあらゆるペンで「最高の書き心地」を愉しむ。
そんな未来の当たり前を、この一枚の紙から届けます。

CO₂を紙に閉じ込める

最先端のCCU技術で、CO₂を資源として活用。

プロが認めた書き心地

にじまず、裏抜けせず、さらさらな筆記感。

老舗とプロの共同開発

創業明治23年の紙屋とノートのプロ、文具ソムリエが集結。

究極の書き心地の秘密 すべての書き手を虜にする、理想の書き味。

「環境性能と筆記性能、この二つをこれほど高いレベルで両立した紙は見たことがない。インクがスッと紙に乗り、ペン先が滑る感覚は、まさに官能的。手書きの時間が、もっと愛おしくなるはずです。」

文具ソムリエ・石津大

環境性能だけでなく、「カーボライト」は筆記性能も徹底的に追求。大栗紙工（OGUNO開発チーム）と“文具ソムリエ”石津大さんによる共同検証を経て完成。何度も試作を重ね、プロの視点で「理想の書き味」に仕上げています。

これを可能にした一つの要素が、人工炭酸カルシウムの特性を活かした設計です。紙の表面にこの素材を塗り、内部に分散させることで高い不透明度を実現。にじみや裏抜けを抑えつつ、筆記時の“心地よさ”を追求しました。

にじみ防止

紙表面に塗布された微細な人工炭酸カルシウム粒子が、インクの余分な広がりを瞬時に抑制。くっきりとした輪郭を保ちます。

裏抜け防止

紙の内部に粒子を均一に分散させることで、紙の不透明度が向上。インクが裏に透けるのを防ぎ、ページの両面を快適に使えます。

さらさらの手触り

粒子の特性を活かして摩擦係数を最適化。万年筆、ボールペン、どんな筆記具でも驚くほど滑らかな書き心地を実現しました。